2026/08/25 11:47

みなさま、こんにちは! 大阪・だんじりの街「岸和田」より、メガネとガラスレンズの深~い魅力をお届けします。

今、みなさまが使っているメガネやサングラス。そのレンズは「プラスチック」でしょうか? それとも「ガラス」でしょうか?

実は現在、メガネレンズの市場シェアは98%〜99%がプラスチックと言われています。 その理由はとても明確です。

  • 機能や遠近両用などの種類が豊富なこと

  • 傷に強いコーティング技術が進化したこと

  • 店舗での加工が容易であること

そのため、ほとんどのお店では指定をしない限り「プラスチックレンズ前提」で話が進みます。 私がこの眼鏡業界に入った20年ほど前は、「ガラスにしますか? プラスチックにしますか?」というご提案がごく当たり前でした。

時代の流れとともに主流はプラスチックへと移りましたが、実は「ガラスレンズにしか成し得ないメリット」が今も数多く存在します。

今回は、連載の第1回として「なぜ今、あえてガラスレンズなのか?」その本質と圧倒的な魅力をお伝えします。

ガラスレンズが誇る「4つの絶対的アドバンテージ」

1. 圧倒的な「透明感」と色再現性

カメラの高級レンズや顕微鏡など、極限の精度とクリアさが求められる光学機器には、今も必ずと言っていいほど「ガラス」が使われています。光の散乱が少なく、視界の歪みや色の濁りがありません。「世界がくっきり見える」感覚はガラスならではの特権です。

2. 時が経っても変わらない「圧倒的な耐久性」

プラスチックレンズは、2年〜3年ほどで素材の劣化や黄色っぽい変色(黄変)が見られるようになります。対するガラスレンズは経年劣化がほとんどありません。車のフロントガラスや建物の窓と同じように、何年経っても変わらないクリアさを保ち続けます。

恐らく昭和50年代のレンズ 左 プラスチックレンズ 右 ガラスレンズ

3. 強度近視の方に嬉しい「最高峰の薄さ」

レンズの薄さの目安となる「屈折率」。プラスチックレンズの最高屈折率が「1.76」であるのに対し、ガラスレンズには「1.80」や「1.90」という驚異的な数値が存在します。度数が強い「強度近視」の方でも、レンズ周辺の渦(ギラつき)を抑え、すっきりと薄く仕上げることができます。(※フレームのサイズ感との組み合わせもポイントです)

4. 熱に負けない「高い耐熱性」

プラスチックレンズは熱に弱く、夏の車内放置やBBQの炭火、毎日の料理などで熱気を受けると、素材が膨張して表面のコーティングがバリバリとひび割れてしまいます(クラック現象)。 ガラスレンズなら熱による変化が起きないため、アウトドア好きの方や料理人の方、車にサングラスを常備したい方にも安心してお使いいただけます。

デメリットについても正直にお伝えします

もちろん、ガラスレンズにも知っておいていただきたい点があります。

  • 「重さ」について たしかにプラスチックより重量感はあります。しかし、フレームのフィッティングや重量バランスを整えることで、掛け心地の重さは十分にカバーできます。むしろ適度な重みがメガネを顔の上で安定させてくれるメリットにもなります。(※極端に軽量さを追求したフレームには不向きです)

  • 「割れやすさ」について 日常使いで簡単に割れることはまずありません。万が一割れるほどの大きな衝撃があれば、プラスチックレンズであっても深いキズや破損が生じます。スポーツなど激しい衝撃が加わる場面を除けば、通常の生活で過度に心配する必要はありません。(※天地幅が極端に浅いスクエアフレームなど、一部適さない形状もございます)

本物志向のあなたへ

クリアでスッキリとした視界や、本来の美しい色味を感じたい方。 そして、気に入った大切なメガネフレームを、コレクションとして永く愛用したい方。

そんな方にこそ、私たちは今あえて「ガラスレンズ」という贅沢な選択肢をご提案したいのです。

次回は、キャンパーや料理好き必見!「BBQや焚火の熱気も怖くない!タフなギアとしてのガラスレンズ」について詳しく掘り下げていきます。どうぞお楽しみに!